学生時代、授業やゼミで教員に当てられることがあります。
そのとき、「1回の授業で2回も当てられるなんて、運が悪すぎる!」 と感じたことはありませんか?
でも実は、確率で考えるとそれほど珍しいことではないのです。
【ケース1】
生徒20人、先生が10回生徒を指したとき、同じ生徒が複数回指される確率
= 1 -「10回とも別の生徒が指される確率」
= 1 – 20/20 × 19/20 × 18/20 × ・・・× 11/20
= 1 – 0.065
= 0.935
93.5%
【ケース2】
生徒40人、先生が15回生徒を指したとき、同じ生徒が複数回指される確率
= 1 -「15回とも別の生徒が指される確率」
= 1 – 40/40 × 39/40 × 38/40 × ・・・× 26/40
= 1 – 0.019
= 0.981
98.1%
このように、「授業で誰かが2回以上当てられる確率」は意外と高いのです。
(もちろん先生の癖や意図によって差はありますが……)
結局のところ、「毎回必ず誰かが当たる」ので、もし複数回指されてもそこまで悲観する必要はありません。
先生はあなたを「狙っている」わけではないですよ。
……たぶん。
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